曹洞宗龍吟山
海雲寺
品川の千躰荒神は江戸時代から竈の神様、台所の守護神として多くの人々から信仰されてまいりました。
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荒神様の由来
品川千躰三宝荒神王
古くからお台所に荒神様をお祀りする習わしがあります。荒神様は台所で一番大切な火と水をお守り下さる神様であります。それでお台所に荒神様をお祀りすれば一切の災難を除き衣食住に不自由しないとされています。
品川の千躰荒神は江戸時代から
竈の神様、台所の守護神
として多くの人々から信仰されてまいりました。
今を去る三百七十余年前、島原の乱に鍋島甲斐守直澄公がお年十八歳で出陣の折、天草の荒神が原にありました荒神様にお詣でになり、必勝祈願なさったところ、甲斐守様の先頭には必ず千余の神兵が現れ、その行動は荒神王の荒れさせ給うはかくやと思われるすさまじさ。流石の暴徒も敵し得ず鎮定されました。
以後鍋島家ではこの尊像を守護され、東都高輪二本榎木の屋敷に遷座し篤い信心のもとにお祀りしてありました。
当山の荒神様は、因縁あって明和七年寅三月に勧請し奉ったものであります。
それからはあらゆる多くの人々の参詣するところとなり、ついには
当寺の春秋大祭は江戸年中行事の一つ
にもなりました。
この尊像を信仰する人々の受けました霊験利益は数えきれないものがあります。
荒神様お祀りの仕方
方角
いずれの向きにてもよろしく、ご尊躰の汚れざる様奉安し、尊敬の念を以ってとり扱うこと。
供物
香・灯・花・茶・水・飯・菓子・果物・米・塩・酒・松等いずれをお供えしてもよろしく、精神こめて供えらるること。
称(とな)えごと
お経・ご真言・称名(しょうみょう)等いずれも熱心のこと。
ご真言(しんごん)
おん けんばや けんばや そわか おん あら はしゃのう あきに びぎゃら うん そわか
千躰荒神堂奉納扁額
堂内に懸けられている扁額は信徒の奉納によるものであり、全部で27面あります。
文字額及び雌雄二鶏図が多く、格天井の中央に龍の図が、その周りに纏図が描かれています。
文久元年(1861)作の雌雄二鶏図は、ガラスの上に彩色された貴重な資料であり、また、昭和10年に奉納された浪曲家廣澤虎造夫妻による文字額もあります。
鶏額
廣澤虎造奉納額
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